理系院卒と悩む、M&Aについて【モデリング関連書籍編】part1

こんにちは、ゆきです。

 

皆さんお気づきでしょうか。

実は先月頭からBlogの名前が変わっていることに。

「Yukipedia」 いい響きですね。。。。。

 

 

先月4/29に掲載した、「理系院卒が、財務モデルの勉強をしてみて感じたこと」に物凄い反響があったみたいで先月のPVが5,000を超えて、累計PVが2,000だったのが本日時点で11,000まで来ております(承認欲求が満たされますね、、)。

引続き読者の方々に役立つような記事を書いていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

  前回の財務モデリングの記事に引き続いてファイナンス関連の記事を書こうかとも思ったのですが、Twitter界隈で良質な記事を書いている方々が多く、私の未熟な知識よりその方々の記事を見ていただいたほうがためになるかと思い遠慮させていただきます。おすすめのブログについては定期的にご紹介させていただければと思います。

 

 今回は財務モデリングを勉強する過程で役に立ったなぁ、持ってて損はないな、という書籍を三冊(シリーズ形式で)ご紹介させていただきます。(アフィリエイトはついていないので安心してご購入ください)

【会社売却とバイアウト実務のすべて】

 対象:M&A志望の就活生、M&Aの一連の流れをストーリー形式で学びたい方、

 この書籍では、実際のM&Aプロセスをストーリー形式にして全体像を分かり易く説明する前半部分と、そのプロセスに沿って、では実際はどういったことするんですか?何が必要なんですか?といった具体的な解説のある後半部分に分かれます。

前半部分は小説形式となっているため、さらっと読めてしまいます。

後半部分のレベル感ですが、(セルサイド)DDではどのような点を見るのか、売却方法、スキーム、バリュエーションの方法、独占交渉権って何??最終契約書って何を書くの??など知っておくべき最低限の知識について網羅的に紹介されており、一通り知っておけば突如案件に放り込まれても生きていけるレベルにはなると思います。

この書籍はバリュエーションについても詳細に記載があり、βとは?プロジェクションを反映したモデル、DCF以外の方法についても理論面から丁寧に記載があります。また、プロジェクションを含めた仮想のモデリングについてexcel形式でダウンロードできますので、モデリング全体の流れについても感覚を養えるかと思います。(ちなみにモデルの詳細度は、壁道=or<この書籍、となっているので初学者にも扱いやすい!と初学者の私は感じました)

 

実務担当は、ここに記載されている内容より深堀した知識が求められるので、都度関連する書籍を読み漁ることかと思います。

ですがM&Aに関心があり、網羅的に最低限の知識を見つけたい人にとっては良書とかと思います。

 

part2では、「企業価値評価の実務 Q&A」をご紹介します。