企業分析入門②(決算短信はアナリストの味方??)

こんにちは、ゆきです。

 

前々回に引き続き、企業分析入門②(決算短信はアナリストの味方??)について少しだけ話したいと思います。

 

前回は貸借対照表損益計算書・事業セグメントごとに売上や資産をグラフ化してもらいましたね。

 

今回はその続き!!

①事業セグメントの利益率を出そう

事業セグメントの営業収益と営業利益をもとに各セグメントの営業利益率を算出します。更に5年前(大体中期経営計画の初年度の数字が良いかと)の決算短信を用いて、同様の整理をします。

 

②次はグラフ化!個人的に好きなグラフですが、現場ではあまり使わないかも

今年度と5年前の各事業ごとの営業収益、営業利益、営業利益率がそろったら、これを縦軸を営業利益、横軸を営業利益率でバブルサイズを営業収益としてグラフ化します。

 

②まで行うこと、この企業が分析期間でどの事業に力を入れてきたのかが一目瞭然になりますね。

バブルサイズが大きくなっていたら営業収益を拡大させる方針ですし、バブルは小さくなっててもグラフの右側に移動していたら業務改善を進めているのかもしれません。

ここまで来たら、ようやく中期経営計画に移りましょう。

中期経営計画では、その企業が各事業の戦略を記載していることが多いです。

どの事業を成長させていこうとしているのか、そのための方法など書かれているので、それに沿ったソリューションを考えると、より企業分析の意義が出てきます。

中期経営計画がないこともあるので、その場合は決算報告書などを読み、各事業の戦略を整理すると良いでしょう。

 

 

ここで5daysのインターンをイメージしましょう。

おおかた

事業戦略を提案せよ

とか

買収候補を提案せよ

とかでしょう。

 

②のグラフと中期経営計画を使って今までの事業活動に沿って、より成長を後押しするような提案をしましょう。

 

駆け足で書いてしまったので、内容は薄いですが、適宜書き足していき自分のナレッジを整理していきつつ誰かの役に立てればと思います。

 

それではまた~